FAQ

福島の安全性について

Q福島県はすべて放射線に汚染されているのではないのか?
A帰還困難区域を除き、除染を行うと決められた地域では、放射性物質の除去は終わっています。

原発事故により、放射性物質が放出されましたが、「帰還困難区域」を除いては除染等によって放射線量は大幅に減少しました。 福島第一原子力発電所から80km圏内の空間線量率調査では、震災直後と令和元年9月時点を比較し、地表から1メートル高さでの放射線量の平均が約78%減少しています。
また放射性物質は、「時間とともに、放射線を放出しながら安定した物質に変わっていくので、放射線を出す力が徐々に減っていく」という性質があり、これによっても放射線量は減少していきます。

除染については、平成24年1月から法律(放射性物質汚染対処特別措置法)に基づき、国と地方自治体において実施され、平成30年3月までに「帰還困難区域」を除く8県100市町村で面的除染は完了しています。

最新の除染状況については、環境省「除染情報サイト」をご覧ください。