FAQ

福島の安全性について

Q福島県で安全な場所と危険な場所はどこか?
A福島県の大部分は他の地域と同じく通常の生活が可能です。原則立ち入り禁止である区域(帰還困難区域)は2.4%です。

福島県の大部分は他の地域と同じく通常の生活が可能です。原則立入禁止区域である「帰還困難区域」は、福島県面積の約2.4%(約337㎢)です。原発事故直後と比較し、「避難指示区域」の面積は減少しており、かつ放射線量の値は年々減っています。

2013年8月には、原子炉の冷温停止状態の確認を受けて避難指示区域の見直しが完了し、  
・放射線量が50mSv/年を超える区域が「帰還困難区域」、  
・放射線量が20~50mSv/年の区域が「居住制限区域」、  
・放射線量が20mSv/年以下の区域が「避難指示解除準備区域」
とされました。

2014年以降、避難指示の解除が進み、2020年3月に「帰還困難区域」を除く全ての地域の避難指示解除が実現しました。また、「帰還困難区域」の一部でも、20mSv/年を下回る区域では、駅周辺などで避難指示が先行解除されています。