PREMIUM FUKUSHIMA TOUR with PANCAKE
~PANCAKEと行く、プレミアム福島ツアー~
復興庁は、タイで活躍する人気俳優の“パンケーキ”ことケマニット・ジャミコーンさんと共に、福島を巡る『PREMIUM FUKUSHIMA TOUR with PANCAKE』を開催しました。パンケーキさんとタイからの参加者が、観光やグルメを楽しみながら、福島の魅力や復興の現状を体感する特別ツアーです。今回は、特別ツアーの模様を紹介します。
Actor PANCAKE
※このインスタグラム投稿は、当庁が依頼したプロモーション活動の一環です。
SUMMARY
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01
大内宿:江戸時代にタイムスリップ
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02
御薬園:日本の美を知る庭園散策
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03
宿泊:ホテルリステル猪苗代にて一日の疲れをリセット
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04
会津武家屋敷:野外博物館で会津の歴史探訪
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05
赤べこ絵付け体験:会津の郷土玩具づくり
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06
鶴ヶ城:会津のシンボルを散策
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07
宿泊:メルキュール裏磐梯リゾート&スパにてリラックス
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08
星野リゾート ネコマ マウンテン:手ぶらで気軽に雪遊び
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09
道の駅前猪苗代いちご園:甘くて大きないちごの食べ放題
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10
宿泊:雨情の宿 新つたにて懐石料理に舌鼓
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11
アクアマリンふくしま:東北最大級の体験型水族館
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12
いわき・ら・ら・ミュウ:新鮮な魚介ランチを楽しむ
DAY1 歴史と伝統をめぐる旅
福島への快適な旅立ち
羽田空港から東京駅へ向かい、新幹線にて福島県郡山駅へ。「新幹線から眺める風景がどんどん自然豊かになっていくのが印象的でした。都会の喧騒を離れた旅が始まったと実感します」と、パンケーキさんは笑顔で語ります。
12:30
大内宿:江戸時代にタイムスリップ
まず訪れたのは、江戸時代に宿場町として栄えた「大内宿」。この日はたくさんの雪が降り積もり、一面の銀世界が参加者たちを出迎えます。茅葺屋根が連なる町並みを散策すると、当時の人々の暮らしが目に浮かぶようです。
「とても美しく、ゆっくり散策できる雰囲気でした。タイムスリップしたような気分です」とパンケーキさん。参加者の一人は「大好きな日本映画の世界に迷い込んだようです」と目を輝かせました。
昼食には名物の「ねぎ蕎麦」を楽しみます。長ねぎを箸代わりにしていただくユニークなスタイルは参加者たちに大好評! 「食べるのが難しいけれど、これはこれで楽しい!」と笑いながら挑戦する姿も見られ、「これぞ旅の醍醐味。地元ならではの食文化に触れられてうれしいです」と満足げに話していました。
15:30
御薬園:日本の美を知る庭園散策
午後は、会津松平藩の薬草園としての歴史を持つ「御薬園」へ。630年余りの歴史のなかで育まれた草木や建物など、美しい庭園を散策します。雪深いこの日は、積雪の重みで木の枝が折れないように施された“雪吊り”も大活躍です。
「写真で見た景色と実際に目にする景色は別物で、まるで一枚絵のように美しいです。会津の人々がていねいに手入れしてきたからこそ、美しさが保たれているのですね」と、御薬園の美しさをたたえるパンケーキさん。参加者も「日本の伝統的な美を堪能できました」と語ります。
18:30
宿泊:ホテルリステル猪苗代にて一日の疲れをリセット
夜には猪苗代湖を見下ろす絶景の宿「ホテルリステル猪苗代」に到着。旬の食材を使った東北・福島の郷土料理が並ぶ夕食を堪能し、温泉で一日の疲れを癒しました。
パンケーキさんは「隣にスキー場があり、朝には子どもたちが雪遊びする姿が見えました。温泉も楽しめ、まさに家族旅行にぴったりの場所です!」と宿の魅力を語ります。参加者たちも「大きな湖を眺められる景色は都会では味わえない」と大満足の様子。猪苗代湖周辺の自然が、日常からの解放をもたらしてくれます。
DAY2 さらに福島会津の魅力を発見!
09:00
会津武家屋敷:野外博物館で会津の歴史探訪
2日目の朝は、会津の歴史が息づく「会津武家屋敷」からスタート。広大な敷地に再現された武士の生活空間を巡りながら、会津藩の文化や歴史に触れます。特に、昔ながらの道具や建物の細かな造りには驚きの連続です。
「このような歴史ある武家屋敷を見たことがありませんでした。歴史と物語を感じられる場所ですね」と、パンケーキさんは感慨深げ。参加者からも「こうした歴史を体感できる場所があることは素晴らしい」「武士の暮らしや価値観がよく分かりますね」との声が上がり、充実した時間を過ごせたようです。歴史に思いを馳せながら、江戸時代の会津へとタイムスリップしたようなひとときとなりました。
会津武家屋敷
- 住所
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福島県会津若松市東山町大字石山字院内1
Googleマップ
- 営業時間
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4月~11月8:30~17:00(最終退館17:30)、12月~3月9:00~16:30(最終退館17:00)
10:30
赤べこ絵付け体験:会津の郷土玩具づくり
会津武家屋敷内では、古くから魔除けや縁起物として福島の人々に親しまれてきた郷土玩具「赤べこ」の絵付けを体験しました。赤べこに筆を入れ、思い思いのデザインを施します。
「お花が好きなのでお花を描いています。老若男女問わず楽しめるアクティビティーです」と、パンケーキさんも夢中で筆を動かしていました。完成した赤べこを手にした参加者は「唯一無二。思い出深いお土産ができました!」「福島の伝統文化に触れながら、自分の創造力を発揮できるのが楽しいですね!」と満足した様子で語ります。和やかな雰囲気のなか、世界に一つだけの赤べこが次々と生まれていきました。
会津武家屋敷
- 住所
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福島県会津若松市東山町大字石山字院内1
Googleマップ
- 営業時間
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4月~11月8:30~17:00(最終退館17:30)、12月~3月9:00~16:30(最終退館17:00)
14:00
鶴ヶ城:会津のシンボルを散策
午後には「鶴ヶ城」を訪問しました。難攻不落の城郭は圧巻の一言! この日は雪に覆われていましたが、厳しい寒さに耐えることができる強度のある赤瓦と白壁のコントラストが美しい、会津のシンボルです。
「初めて鶴ヶ城を見ましたが、雪が降っていたことでさらに美しく見えました」とパンケーキさん。参加者たちは「外国人にとってはとてもユニークな歴史的建造物です。どこを撮っても絵になります」と口を揃えました。
16:30
宿泊:メルキュール裏磐梯リゾート&スパにてリラックス
2日目の締めくくりは、自然豊かな裏磐梯に佇む「メルキュール裏磐梯リゾート&スパ」へ。広大な自然に囲まれたリゾートホテルで、参加者たちはゆっくりとリラックスした時間を過ごしました。
夕食のビュッフェでは、会津のB級グルメ「ソースカツ丼」や名物「こづゆ」など多彩なメニューが並び、「ビュッフェの種類が豊富で、地元の味を存分に楽しめました。特にこづゆは初めて食べましたが、優しい味わいでほっとしました」と笑顔で語る参加者たち。パンケーキさんも、おいしい食事とくつろげるお部屋、大浴場を満喫して「温泉が心地よく、疲れがすっかり取れ、とてもリラックスできました」と喜んでいました。
DAY3 心と体を満たすアクティビティー
08:30
星野リゾート ネコマ マウンテン:手ぶらで気軽に雪遊び
3日目の朝は、猫魔ヶ丘の南北にまたがる国内最大級のスキー場「星野リゾート ネコマ マウンテン」へ。スキー板やウェアなどのレンタルも可能なため、手ぶらで気軽に訪れることができます。大人も子どもも一緒になって“そり遊び”を楽しみました。
温暖な国タイから来たみなさん。「初めての雪山でワクワクしています」と、初めてスキー場を訪れた参加者も。「スキーは難しそうだけど、そりなら気軽に楽しめて最高! 何度も滑ってしまいました!」と、童心に返ったように雪遊びを満喫する様子も見られました。パンケーキさんは「スノーアクティビティーを楽しみたい方にはまさに天国! 好みに合わせた楽しみ方ができる理想のスキー場です」とオススメしています。
星野リゾートネコママウンテン
- 住所
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南エリア/福島県耶麻郡磐梯町大字更科清水平6838-68
北エリア/福島県耶麻郡北塩原村桧原猫魔山1163
Googleマップ(南エリア) Googleマップ(北エリア)
- 営業時間
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積雪状況・時期による
13:00
道の駅前猪苗代いちご園:甘くて大きないちごの食べ放題
午後は、一年中いちご狩りができる「道の駅前猪苗代いちご園」にお邪魔しました。高度な空調システムを有しており、いつ訪れても快適ないちご狩りを楽しめるそう。そして、なんと言っても複数種のいちごを摘み取り、その場でいただくのが醍醐味!
「甘くてフレッシュないちごは何個でも食べられますね!」と、どんどん頬張るパンケーキさん。トレイに溢れんばかりに摘み取っては、何度もおかわりする子どもたちの姿もありました。「大きくて真っ赤ないちごを自分で摘んで食べるのは、日本ならではの贅沢な体験ですね」と感動する声もあり、真っ赤に熟したおいしいいちごが、訪れた人々を笑顔にしてくれます。
17:30
宿泊:雨情の宿 新つたにて懐石料理に舌鼓
夕方には、数多くの童謡を残した詩人・野口雨情ゆかりの宿「雨情の宿 新つた」に到着。浴衣に着替えた参加者たちは、地元食材をふんだんに使った懐石料理に舌鼓を打ちながら、この3日間を振り返りました。
「夕食も朝食も日本のスタイルで感動しました。この宿では日本のムードを味わうことができますね」と、“和のおもてなし”に心打たれた様子のパンケーキさん。「日本の風景、人、温泉が大好きです」と語る日本通の参加者も、ホスピタリティに感動して宿を後にしました。
DAY4 活気のあるいわきで遊ぶ!
09:30
アクアマリンふくしま:東北最大級の体験型水族館
最終日の朝は、環境水族館「アクアマリンふくしま」からスタートです。福島の海の特徴である“潮目の海”をテーマに約800種類もの生物を展示する同施設は、東北地方最大級の規模を誇ります。訪れた日は、地元の人々や観光客でたいへん賑わっていました。
水族館が大好きだというパンケーキさんは「他国に来ると、タイでは見られない海洋生物が見られるのがうれしいです」と語ります。訪れた参加者たちも目を輝かせて水槽を眺めていました。
アクアマリンふくしま
- 住所
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福島県いわき市小名浜字辰巳町50
Googleマップ
- 営業時間
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3月21日~11月30日9:00~17:30(最終入館16:30)/12月1日~3月20日:9:00~17:00(最終入館16:00)
11:40
いわき・ら・ら・ミュウ:新鮮な魚介ランチを楽しむ
ツアーの最後に訪れたのは「アクアマリンふくしま」のお隣、いわき市の観光物産館「いわき・ら・ら・ミュウ」。新鮮な魚介を味わえるレストランや、海産物をはじめとした土産物店が立ち並び、いわき市を訪れたら立ち寄りたいスポットです。
「おいしいシーフードが味わえるし、いわきの個性が詰まった施設ですね」と、パンケーキさんは賑わう施設を巡りながら食べ歩きを楽しんでいました。「海鮮丼をいただきましたが、お魚が新鮮でボリューム満点! とてもおいしかったです」と、参加者も満足そうに話してくれます。ランチの後は自由時間があり、参加者たちは地元特産のお土産選びを満喫していました。
いわき・ら・ら・ミュウ
- 住所
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福島県いわき市小名浜字辰巳町43-1
Googleマップ
- 営業時間
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物販店・ライブいわきミュウじあむ9:00~18:00/飲食店・わんぱくひろば みゅうみゅう10:00~18:00/くじ売り場9:00~17:00
「いわき・ら・ら・ミュウ」を後にし、貸切バスにて羽田空港へと向かいます。ツアーの最後には、ガイドさんから「今回の旅で、改めて福島の魅力を感じました。一緒に回ったみなさんとの思い出は一生の宝物です。またどこかでお会いしましょう」と心温まる挨拶があり、参加者たちも拍手で応えました。
参加者は、2011年に発生した東日本大震災の影響による福島県内の放射線量について不安を抱くことがないよう、ガイドの方から福島の復興に関するお話や、福島県内の放射線量が「世界の主要都市と同水準である」と説明を受け、安心してツアーに参加しました。
また、大津波に襲われた「アクアマリンふくしま」が震災から4カ月後には営業を再開したと聞き、たいへん驚いた様子のパンケーキさん。福島の復興する力に感銘を受けていました。
そして、パンケーキさんは最後に「福島の魅力は、豊かな自然と歴史です。そして親切な地元の人々には驚きを隠せません。今回は雪景色の福島を楽しんだので、ぜひほかの季節にも訪れてみたいです」とメッセージを寄せています。