福島の文化と味がシドニーを魅了!
福島の伝統工芸品や郷土料理を紹介

~「Japan Expo 2024」に「GENKI ! FUKUSHIMA」を出展~

復興庁は、オーストラリア・シドニーで開催された「Japan Expo 2024」で「GENKI ! FUKUSHIMA」を出展しました。福島の文化、グルメ、観光などさまざまな魅力を発信し、地元の来場者に特別な体験を提供しました!

伝統工芸品「赤べこ」と「起き上がりこぼし」との色付け体験で福島文化を発信

福島の伝統工芸品「赤べこ」と「起き上がりこぼし」 の色付け体験ができるワークショップを開催しました。

赤べこは、牛の姿をした会津の伝統的な工芸品。赤色に下塗りした牛の型に、黒の斑点と白の縁取りを絵付けした張り子人形で、首の部分が動くように作られている。古くは「魔除け牛」や「幸運の牛」と呼ばれており、魔除けや縁起物として親しまれてきた。
起き上がり小法師は、400年以上もの歴史を持つ会津の伝統的な工芸品。転んでもすぐに起き上がる様子から、「七転八起」といって古くから縁起物とされた。起き上がり小法師の「小法師」というのは、子どもを意味する言葉で、大きさは3センチほどと小さいものが一般的。

色付け体験は、大人も子どもも夢中になるほどの人気ぶりで、オーストラリアの大陸や国旗を描く人や、漢字に挑戦する人など、個性豊かなアート作品が次々と生まれました!

来場者からは「初めて触れる福島の工芸品を自分でデザインできるのは素晴らしい体験」「日本らしい体験ができてとてもうれしいです。孫にプレゼントする予定です」「伝統工芸を体験することで、より福島を身近に感じることができました」と、多くの来場者が、福島の伝統工芸品に喜んでくれました。

福島の伝統工芸品「起き上がりこぼし」と「赤べこ」の色付けは、福島県会津エリアの各地で開催しています。福島にお越しの際は、ぜひチャレンジしてみてください。

福島の日本酒と郷土料理が作る深い味わい

オーストラリアでも販売されている福島産の日本酒「大和川 純米大吟醸 四方四里」と福島の郷土料理「いか人参」を提供しました。

福島の地酒の芳醇な香りと味わいに「これほど美味しい日本酒があるとは知らなかった」「初めて日本酒を試しましたが、香りも良く美味しかったです」と驚きの声が聞かれ、「ラベルのデザインも素敵でお土産にぴったりだと思いました」と早速購入を検討されている方もいました!

「いか人参」は名前の通り、するめいかと千切りにした人参を使った料理で、本イベントでは現地の食材を使って調理しました。試食した来場者からは「にんじんの食感がよく、なじみのない味ですが、深い味わいでとてもおいしかったです」「甘辛い味がクセになります」とコメントいただけました。また、「漬物のような食感と味わいで、日本酒にすごくマッチします!」と日本酒と合わせた提供も好評でした。

「いか人参」は手軽に作ることができますので、ぜひ皆様もお試しください!

レシピ

いかにんじん 福島県 | うちの郷土料理:農林水産省

出典:農林水産省Webサイト

さらに、ブース内では福島県産の桃を使用した「桃のコンポートゼリー」の提供や、福島の自然や温泉地を紹介する映像を上映。冬景色の美しさや温泉の魅力が際立ち、「福島のことは知らなかったが、東京から2時間程度ならぜひ行ってみたい」と語る来場者も多く、観光パンフレットを手にする姿が目立ちました。

また、シドニーふくしま会の皆様にもご協力頂き、実際に福島を旅行した時の様子を交えながら、福島の魅力、そして安全性などの復興の現状も紹介いただきました。

福島県には、まだまだ発見していただきたい魅力がたくさんあります。ぜひこの機会に以下のリンクより、福島の魅力の素晴らしさや復興の現状に触れていただき、次の旅でその魅力を実際に体験してみてください!

「Japan Expo 2024」-「GENKI ! FUKUSHIMA」開催概要-

開催日 2024年12月14日
主催者 J Culture Sydney
会場 シドニータウンホール